第31回~第35回(平成15年度~平成19年度)
三越医学研究助成 対象者のご紹介
第35回 (平成19年度)
氏名 | 年齢 | 所属機関・職名 | 計画研究課題 |
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1. 慢性腎臓病(CKD)と心血管性イベント | |||
中村 明夫 | 51 | 帝京大学 医学部 講師 |
副腎ステロイド薬を必要とする小児腎疾患児の肥満予防対策;β2アドレナリン受容体(β2AR)、β3 アドレナリン受容体(β3AR)、 脱共役たんぱく質1(UCP1)の肥満関連遺伝子多型情報に基づく食事指導と薬物治療による心血管合併症の予防 |
新開 省二 | 51 | 東京都老人総合研究所 社会参加と ヘルスプロモーション研究チーム 研究部長 |
心血管性イベント発生の独立した予測因子としての血清β 2-microglobulin |
2. 難治性消化器疾患の先端治療 | |||
清水 重臣 | 48 | 東京医科歯科大学 難治疾患研究所 教授 |
腸管上皮細胞のアポトーシスを標的としたクローン病治療法の開発 |
岡本 隆一 | 35 | 東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科 消化管先端治療学 准教授 |
Notchシグナルによる消化管上皮の分化・再生制御機構の解析と炎症性腸疾患に対する粘膜再生療法への応用 |
3. 動脈硬化性プラークの研究ーバイオロジーから臨床まで | |||
宮崎 徹 | 45 | 東京大学大学院医学系研究科 疾患生命工学センター 分子病態医科学部門 教授 |
メタボリックシンドローム時代の新しい動脈硬化治療法の開発 -アポトーシス抑制因子AIMの機能制御による動脈硬化性プラークの形成抑制- |
総額:1,250万円 |
第34回 (平成18年度)
氏名 | 年齢 | 所属機関・職名 | 計画研究課題 |
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1. 睡眠時無呼吸症候群-その意義と予防・治療 | |||
寺本 信嗣 | 45 | 東京大学医学部附属病院 老年病科 講師 |
Gender medicineからみた睡眠時無呼吸症候群の診断と治療 -診断への性差アプローチとホルモン補充療法の効果- |
小野 卓史 | 43 | 東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科 顎顔面矯正学分野 講師 |
非侵襲的脳機能画像法(functional MRI)を用いた閉塞型睡眠時無呼吸症候群に対するオーラルアプライアンス(口腔内装置)治療に伴う高次脳機能変化の予測と評価 |
高橋 浩二 | 50 | 昭和大学歯学部 助教授 |
睡眠時無呼吸症候群の予防 いびき音の音響特性評価による睡眠時無呼吸症候群の診断 |
2. 消化器疾患と酸化ストレス | |||
綱脇 祥子 | 55 | 国立成育医療センター 母児感染研究部 室長 |
NOX1型NAPH oxidase由来酸化ストレスによる腸上皮細胞インターロイキン8産生の解析 |
正岡 建洋 | 35 | 財団法人ライフ・エクステンション 研究所付属永寿総合病院 消化器科 |
胃内Nitric oxide(NO)とFunctional dyspepsia(消化器疾患と酸化ストレス) |
3. 動脈硬化性疾患における再生医療 | |||
川上 明夫 | 37 | 東京医科歯科大学 老年病内科 助手 |
アポリポプロテインC?Vの催炎症作用の細胞分子機構:高トリグリセリド血症の動脈硬化促進機序の解明をめざして |
寺田 典生 | 47 | 東京医科歯科大学医学部 附属病院血液浄化療法部 助教授 |
動脈硬化性疾患による腎障害に対する 再生医学的手法を用いた新規治療法の検討 |
第33回 (平成17年度)
氏名 | 年齢 | 所属機関・職名 | 計画研究課題 |
1. 認知障害とその対策 | |||
久住呂 友紀 | 28 | 慶應義塾大学 医学部神経内科 博士課程 |
多発性硬化症の認知機能障害におけるIFNβ-1bの効果 通常型MSおよび視神経脊髄型MSでの検討 |
2. 消化器疾患における微生物の意義 | |||
中村 正彦 | 51 | 北里大学薬学部 臨床薬学研究センター 病態解析 助教授 |
ヘリコバクターハイルマニイ感染の胃MALTリンパ腫形成および胃粘膜萎縮との関連 生検組織およびマウス感染モデルによる検討 |
土肥 多惠子 |
48 | 国立国際医療センター 研究所 消化器疾患研究部 部長 |
潰瘍性大腸炎における 腸内常在菌に対する応答異常の解析 |
中嶋 均 | 53 | 東京都立駒込病院 内科医長 |
成人下痢症の病態とウィルス感染に関する集学的研究 |
重松 武治 | 40 | 東京都済生会中央病院 内科 副医長 |
腸管マクロファージによる腸内細菌認識機構と炎症性腸疾患発症のメカニズム |
3. 動脈硬化におけるVascular Biology | |||
小川 佳宏 | 43 | 東京医科歯科大学 難治疾患研究所 教授 |
動脈硬化性疾患における炎症性アディポサイトカインとしての 遊離脂肪酸の病態生理的意義と創薬ターゲットとしての可能性に関する分子医学的研究 |
石川 由起雄 | 50 | 東邦大学 医学部医学科 病理学講座 講師 |
7種の分泌型フォスフォリパーゼの動脈硬化進展における意義に関する分子病理学的研究 |
大久保 実 | 45 | 冲中記念成人病研究 主任研究員 |
低比重リポ蛋白受容体関連蛋白5(LRP5)のメタボリックシンドロームに及ぼす影響 |
総額:1,460万円 |
第32回 (平成16年度)
氏名 | 年齢 | 所属機関・職名 | 計画研究課題 |
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1. 酸化ストレスとその予防と治療 | |||
内田 洋子 | 52 | 財団法人東京都 高齢者研究福祉振興財団 老人総合研究所 老化神経科学 主任研究員 |
蛋白性ラジカルスカベンジャーによる外傷性脳障害の遺伝子治療に関する研究 |
服部 浩一 | 39 | 東京大学医科学研究所 再生医療の実現化プロジェクト 幹細胞制御領域 助教授 |
酸化ストレスと組織再生のダイナミクス解析 |
2. 消化器癌の成因と治療 | |||
藤井 博昭 | 43 | 順天堂大学医学部 病理学第二講座 講師 |
早期表面型大腸腫瘍を表面陥凹型および側方発育型に分類した分子病理学的解析―新規癌関連遺伝子Brit-Hogg-Dube(BHD)およびNiban遺伝子解析を中心にして― |
田久保 海誉 | 55 | 東京都老人総合研究所 高齢者の臓器と組織の 研究グループ 研究部長 |
パレット食道腺癌の発生予測 ―新たに開発した組織切片FISH法によるテロメア量を指標として― |
山岸 由幸 | 35 | 慶應義塾大学 医学部 消化器内科 助手 |
消化器癌の成因と治療 「食道扁平上皮癌のp53癌抑制遺伝子変異とアルコール代謝酵素の関連に関する研究」 |
3. 日本人におけるメタボリックシンドロームと動脈硬化 | |||
大西 由希子 | 34 | 朝日生命成人病研究所 内分泌代謝科 主任研究員 |
メタボリックシンドロームを構成する糖尿病・高血圧・高脂血症・肥満やその結果としてもたらされる動脈硬化性疾患について 日本人と日系米人を調査し、それぞれの発症および進展に関わる因子を分析する。 |
板橋 家頭夫 | 51 | 昭和大学医学部 小児科学教室 主任教授 |
乳児期の栄養と生活習慣病発症リスクに関する検討-母乳栄養は生活習慣病を予防できるか- |
綿田 裕孝 | 38 | 順天堂大学医学部内科学 代謝内分泌学 講師 |
食後高血糖状態の何が動脈硬化を起こすか? -メタボリックシンドロームに対する効率的治療を目指して- |
酒井 寿郎 | 41 | 東京大学 先端科学技術研究センター 特任教授 |
発生に関与するヘッジホッグシグナル制御によるインスリン分泌機能改善作用の解明 |
総額:1,500万円 |
第31回 (平成15年度)
氏名 | 年齢 | 所属機関・職名 | 計画研究課題 |
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1. n-3脂肪酸と生活習慣病 | |||
桶川 隆嗣 | 42 | 杏林大学 医学部泌尿器科 講師 |
イコサペント酸の前立腺癌進展に対する抑制効果の検討 |
2. 消化器疾患における再生医療 | |||
渡辺 守 | 49 | 東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科 消化・代謝内科学 教授 |
骨髄細胞による腸管上皮分化・再生機構の解析と炎症性腸疾患に対する再生医療への応用 |
井上 詠 | 38 | 慶應義塾大学病院 包括先進医療センター 助手 |
消化管上皮幹細胞の同定と幹細胞を用いた炎症性腸疾患に対する粘膜再生療法の開発 |
3. 動脈硬化の臨床的画像診断・機能検査 | |||
金子 英司 | 40 | 東京医科歯科大学 医学部附属病院 老年病内科 助手 |
高分子共重合体を用いた不安定動脈硬化巣の造影 MRI診断方法の開発 |
富山 博史 | 44 | 慶應義塾大学病院 包括先進医療センター 助手 |
冠動脈疾患の予後予測指標としての上腕 -足首脈波速度の有月性の検討- |
4. 外科ロボット手術支援システム | |||
小熊 潤也 | 29 | 慶應義塾大学 医学部 助手 |
手術支援ロボットを用いた内視鏡下手術における力覚技術の開発 (動物実験による組織に対する至適結紮力と創傷治癒との関係の検討) |
鈴木 直樹 | 41 | 東京慈恵会医科大学 医学部 教授 |
外科手術ロボット用 遠隔手術シュミレーションシステムの開発 |
総額:1,500万円 |