第26回~第30回(平成10年度~平成14年度)
三越医学研究助成 対象者のご紹介
第30回 (平成14年度)
氏名 | 年齢 | 所属機関・職名 | 計画研究課題 |
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1. 脳卒中の病態と予防・治療 | |||
水澤 英洋 | 50 | 東京医科歯科大学大学院 医歯科総合研究科 教授 |
脳血管障害に対する神経幹細胞治療の基礎的研究 |
恩田 英明 | 44 | 東京女子医科大学 脳神経外科 助手 |
くも膜下出血(脳動脈瘤)の遺伝子学的研究 |
室園 美智博 | 39 | 東京医科大学 麻酔科 助手 |
血液脳関門の特性を考慮した免疫抑制薬の脳保護並びに実験的脳虚血病態における脳神経保護作用の考察 |
2. 癌のホルモン療法 乳癌、婦人科(卵巣、子宮)、前立腺 | |||
矢野 哲 | 47 | 東京大学 医学部附属病院 助教授 |
婦人科悪性腫瘍に対するホルモン療法、 特にペプタイド、アナログ療法の抗腫瘍効果の メカニズムの組織細胞的・分子的解明 -ERα特異的転写共益因子p72の発現の検討を中心として- |
丸山 哲夫 | 41 | 慶応義塾大学医学部 産婦人科学教室 専任講師 |
性ホルモン依存性子宮内膜癌に対するヒストンアセチル化を標的にした新しい治療法の基礎的研究 |
井上 聡 | 41 | 東京大学大学院 医学系研究科 加齢医学講座 老化制御学分野 講師 |
前立腺癌のホルモン療法による性ホルモン受容体標的遺伝子の役割と臨床応用 |
3. 消化器疾患における遺伝子診断の最近の進歩 | |||
河上 裕 | 46 | 慶応義塾大学医学部 先端医学研究所 細胞情報研究部門 教授 |
GeneChipを用いた肝細胞癌と肝硬変組織の発現解析による新しい腫瘍マーカーの同定 |
泉 並木 | 48 | 武蔵野赤十字病院 消化器科 部長 |
C型肝炎ウィルス遺伝子変異と治療効果 |
総額:1,000万円 |
第29回 (平成13年度)
氏名 | 年齢 | 所属機関・職名 | 計画研究課題 |
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1. 動脈硬化と炎症 | |||
北村 正敬 | 41 | 東京慈恵会医科大学 臨床医学研究所 講師 |
糸球体腎炎による硬化糸球体の再生:幹細胞移植を用いた腎糸球体細小血管網の再構築 |
佐田 政隆 | 38 | 東京大学 医学部附属病院 循環器内科 医員 |
骨髄由来平滑筋前駆細胞の同定と機能解析 -その体内動態に炎症反応の及ぼす影響に関する検討- |
2. 腫瘍休眠療法(Tumor doemancy therapy) | |||
橘 政昭 | 51 | 東京医科大学 泌尿器科学 教授 |
サイトカイン産性能を標的とした転写因子抑制による泌尿器科癌悪液質の制御 |
福地 剛 | 36 | 慶応義塾大学 医学部産婦人科 助手 |
血管内皮前駆細胞を標的としたヒト型モノクローナル抗体の作製と抗血管新生療法の開発 |
七里 眞義 | 45 | 東京医科歯科大学 医学部附属病院 内分泌・代謝内科 講師 |
血管新生抑制シグナルによる遺伝子発現スペクトルを指標とした新規血管新生抑制因子の同定 |
3. 消化器疾患における遺伝子診断の最近の進歩 | |||
谷口 維紹 | 53 | 東京大学大学院 医学系研究科 医学部免疫学講座 教授 |
自己免疫疾患の病態解明と制御法の開発 |
三宅 幸子 | 39 | 国立精神神経センター 神経研究所免疫研究部 室長 |
NKT細胞を介した自己免疫疾患治療法の開発 |
総額:1,000万円 |
第28回 (平成12年度)
氏名 | 年齢 | 所属機関・職名 | 計画研究課題 |
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1. 生活習慣病の予防、治療に関する研究 | |||
小柳 清光 | 50 | (財)東京都医学研究機構 東京都神経科学 総合研究所 神経病理学 研究部門副参事 研究員 |
子供の脳を守るために:母親の食生活習慣が子供の脳に及ぼす影響 |
永松 信哉 | 46 | 杏林大学 医学部 教授 |
糖尿病膵β細胞におけるインスリン分泌不全機構の分子細胞生物学的手法を用いた解析 |
2. 癌の免疫的治療 | |||
戸田 正博 | 37 | 慶應義塾大学医学部 先端医科学研究所 細胞情報研究部門 助手 |
癌抗原発現型replication-conditional HSV vectorを用いた免疫遺伝子治療 |
新見 正則 | 41 | 帝京大学 医学部第一外科 講師 |
活性化樹状細胞と血管内皮増殖因子 (Vascular endothelial growth factors)に対する抗体を併用した腫瘍特異的免疫療法のマウスによる基礎的実験 |
野守 明 | 45 | 東京都済生会 中央病院 外科 医長 |
Clara cell proteinの免疫活性に関する研究 |
3. 消化器疾患におけるアポトーシスの意義 | |||
東 俊文 | 42 | 慶應義塾大学 医学部消化器内科 助手 |
肝細胞障害におけるアポトーシス:プロテオーム解析による情報伝達系の解明 |
総額:1,000万円 |
第27回 (平成11年度)
氏名 | 年齢 | 所属機関・職名 | 計画研究課題 |
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1. 急性冠症候群の成因と治療 | |||
後藤 信哉 | 38 | 東海大学 医学部循環器内科 講師 |
急性冠症候群の発症に関与する冠動脈血栓の形成機転-冠血流下の血栓形成機序の検討- |
池田 久雄 | 49 | 久留米大学 医学部第三内科 助教授 |
急性冠症候群における細胞接着分子機構の解明とセレクチン細胞接着阻害療法の開発 |
2. 増殖因子・受容体を分子標的とした癌治療 | |||
上野 光 | 44 | 九州大学 医学部循環器内科学 講師 |
可溶型増殖因子受容体及び血管新生抑制分子を用いた癌の遺伝子治療法の開発 |
本郷 淳司 | 37 | 岡山大学 医学部付属病院 産科婦人科学 助手 |
Soluble IGF-Iレセプター導入による、ヒト卵巣癌腹膜播腫の試み -マウス卵巣癌腹膜播腫モデルを用いたin vivo治療効果の検討- |
上田 政和 | 51 | 慶応義塾大学 医学部 講師 |
増殖因子受容体を分子標的としたヒト生理活性物質による癌治療薬の開発 |
3. 消化器領域(肝・胆・膵)における新しい画像診断の展開 | |||
左近 賢人 | 49 | 大阪大学大学院 医学系研究科 助教授 |
Xeガス吸入下CTの肝臓外科への対用 |
小川 健二 | 43 | 日本鋼管病院 放射線科 科長 |
Tumor angiogenesisからみた早期肝細胞癌の画像診断 |
総額:1,000万円 |
第26回 (平成10年度)
氏名 | 年齢 | 所属機関・職名 | 計画研究課題 |
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1. 接着分子と動脈硬化 | |||
中島 啓 | 34 | 防衛医科大学 校第一内科 医学研究科生 |
冠動脈疾患における接着分子と、心血管危険因子との関連(臨床的研究) |
金田 安史 | 44 | 大阪大学 医学部 遺伝子治療学 教授 |
接着分子をターゲットとした動脈硬化の遺伝子治療 |
2. 癌の遺伝子診断 | |||
池田 英之 | 41 | 慶応義塾大学 医学部 先端医科学研究所 専任 講師 |
PRAME遺伝子を用いた造血器悪性腫瘍の遺伝子診断法の開発 |
金井 好克 | 39 | 杏林大学 医学部薬理学 助教授 |
アミノ酸トランスポーター遺伝子の発現と悪性腫瘍細胞増殖能との相関 -腫瘍拡大速度予測法の開発へ向けた基礎的検討- |
3. 炎症性腸疾患の成因と治療 | |||
安保 徹 | 50 | 新潟大学 医学部免疫学 教授 |
炎症性腸疾患 -特に潰瘍性大腸炎での顆粒球とNKT細胞の増加-の成因と治療に関する研究 |
緒方 晴彦 | 41 | 国立病院 東京医療センター 消化器科 医員 |
腸管粘膜防御機構における腸管上皮細胞igG Fcレセプター(結合蛋白)の解析 |
総額:1,000万円 |