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不整脈外来


不整脈とは

図1(国立循環器病センター)

私たちの心臓は1分間60~80回規則正しく動いています。(図1上段)
不整脈とは規則性がなくなったり、脈が1分間に100以上になったり、50以下になったりすることです。

不整脈には大きく分けて3つの種類があります。
脈がとぶように感じられる「期外収縮」(図1中段)、脈が速くなる「頻脈性不整脈」(図1下段)、脈が遅くなる「徐脈性不整脈」(図2)です。
最近加齢とともに増えているのが心房細動(図3)です。

心臓弁膜症などの心臓病がある方ばかりでなく、心臓病を持っていない人も年齢が増すことにより罹患しています。

図2

図3

不整脈の症状

日常生活で、脈が飛ぶ感じ、ドキドキする、息切れ、呼吸困難、胸の痛み、倦怠感、眩暈、気を失う、胸の痛み、運動時の疲労感等の自覚症状が出ます。
図4は危険な不整脈の自覚症状です。
しかし不整脈があっても自覚症状がない方もいます。
健康診断の心電図などで不整脈を診断されたときには遠慮なく受診してください。

突然、動悸が始まり脈拍数が150以上

脈拍がバラバラでしかも早く打つ

図4(国立循環器病センター)

不整脈の検査

図5

心電図検査を中心に、胸部X線、血液検査、さらにホルター心電図、運動負荷心電図、心臓超音波検査などによって行います。

不整脈は通常の心電図記録中に出現しないことが多いので、睡眠中なども
心電図が記録できる24時間携帯心電図(ホルター心電図)の検査を行います。

当診療所では、最大2週間(336時間)心電図記録が可能なウェアラブルタイプのホルター心電図を日本で先駆けて利用しています。
図5のようなシャツタイプで、着るだけで心電図が記録され、シャッツは自由に、簡単に脱ぐことができ、お風呂に入ることができます。